施工について

construction
work

[ 長年の技量は関係なし ]
簡単施工

従来工法の場合

FPループボンド工法の場合

従来工法のデメリット

従来工法はモルタルの接着効果のみに依存したものですが、いったん界面剥離が起きると剥落防止機能がなくなった状態となります。

コンクリート躯体表面に凹凸を形成し、モルタルとの接着強度を上げるMCR工法も開発されていますが、問題点としては躯体とモルタルの界面にエアポケットができる可能性を否定できず、この工法も確実に剥離→落下を防止する工法とは言えません。

高圧で水をコンクリート躯体に吹き付け、躯体表面の脆弱層を取り除くとともに、表面に凹凸をつけてモルタルとの接着強度を高める高圧水洗目荒し工法も見られますが、何よりも施工性に大きな難点があることと、MCR工法同様確実な防止対策にはなり得ていません。

高圧洗浄機で表面に傷をつけてそこに接着剤を張ることをしていたがその作業を行うには職人の技術が必要になることと、傷をつけた際に出る汚水は産廃処理を行わないといけないため莫大な費用が掛かってしまいます。

FPループボンド工法は、職人の技術も必要なく、また水を使った処理も不要です。
ボンドによる機械的な緊結で剥離を防止するため、
まったく発想の違う、確実性も違うレベルの落下防止策と認められています。

商品の施工方法

新築用「ウォールグリップメタル®」「ウォールグリップ®」の工法

型枠
  • STEP
    01
    「ウォールグリップメタル®」「ウォールグリップ®」の取付け
    ループ部の破損等確認コンクリート躯体ひび等確認
  • STEP
    02
    型枠制作
コンクリート躯体
  • STEP
    03
    コンクリート工事
  • STEP
    04
    型枠解体
                       
タイル張り前処理
  • STEP
    05
    軸セパレーター取り外し
    ほこり、塵あい等除去
  • STEP
    06
    コンクリート下地処理
タイル張り
  • STEP
    07
    モルタル塗り
    ループ部セメント等有無確認と処理
  • STEP
    08
                                       
    タイル張り付け
  • STEP
    09
    検査
    打診検査・引張試験で品質確認

新築用「モルタルコーン®」の工法

型枠
  • STEP
    01
    Pコーンの設置
  • STEP
    02
    型枠制作
コンクリート躯体
  • STEP
    03
    コンクリート工事
  • STEP
    04
    型枠解体
Pコーン取付け前処理
  • STEP
    05
    Pコーンの除去 、モルタルコーン® 取付け下地処理
    シーリング剤を塗布コンクリート躯体ひび等確認
  • STEP
    06
    モルタルコーン® 取付け
    ループ部の破損等確認打診検査・引張試験で品質確認
                       
タイル張り
  • STEP
    07
    モルタル塗り
  • STEP
    08
    タイル張り付け
  • STEP
    09
    検査

改修・補修等「モルタルフッカー®」の工法

下地削孔
  • STEP
    01
    コンクリート躯体へ
    取付け孔加工
    締付け確認
  • STEP
    02
    削孔清掃
    締付け確認
モルタルフッカー®取付け
  • STEP
    03
    削孔へ接着剤注入
  • STEP
    04
    モルタルフッカー®取付け
    締付け確認
タイル張り
  • STEP
    05
    モルタル塗り
  • STEP
    06
    タイル張り付け
  • STEP
    07
    検査
    打診検査・引張試験で品質確認

施工の標準

  • ウォールグリップの種類、モルタルコーンの取り付けに関しては当事者間で協議し適正に施工する。
  • 左官工事及びタイル工事に関して準じる資料
    社団法人日本建築学会
    「建築工事標準仕様書、同解説 JASS 15 (左官工事)」
    「建築工事標準仕様書、同解説 JASS 19 (陶磁器質タイル張り工事)」
    社団法人全国タイル業協会
    「陶磁器質タイル張りのコンクリート直張り工事標準仕様書」
  • タイル検査に関する詳細
    打診検査
    診断用のテストハンマーを用いてタイル壁面をたたき、タイル面の浮き、剥離の有無を、その音によって判断する。
    引張接着強度試験
    外壁で2階以上に施工した場合、面外方向への試験で建研式接着力試験機を用いて検査することを推奨する。
    「建築工事標準仕様書、同解説 JASS 19 (陶磁器質タイル張り工事)」を参照。

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